本日はパラオの電気関係の話。
旅行時はもちろん、協力隊のように現地に長く住むなら尚更、電気関係には注意が必要です。
パラオは小さな島国でもちろん電子機器は輸入に完全依存。
壊れてしまうと同じものを買うことはほとんどできない、またはかなり割高で低品質になります。
コンセントの形や電圧、停電時の注意などを解説します。
パラオのコンセントには変換プラグは不要
こちらがパラオのコンセント。
漏電対策?のヒューズ穴みたいなのはありますが、日本のプラグで普通に利用できます。
壁についているコンセントは普通に使えますが、一部、延長コードなどを利用する場合は、抜き差しがかなり固いなと感じることがあります。
パラオの電圧ならほとんどの日本製電子機器は普通に使える
パラオの電圧は120V・110V、60Hz。
日本の電子機器は100V対応ですが、多くの場合、耐用電圧が±10%くらいあるといわれており、だいたいそのまま使用可能です。
ドライヤーなどは注意が必要ですが、長時間の使用でなければ大丈夫らしい。。。
不安な人は、ホテルで借りるのがいいでしょう。もちろん、お店で買うこともできます。
スマホやらパソコンやらの充電は、電源アダプターが100V~240Vくらいに対応していることが多いため、そのままコンセントに突き刺して使用中。
停電時はすべての電子機器をコンセントから抜くこと!
パラオは変圧器も変換プラグもいらず、そのまま電子機器の利用が可能。
しかし、停電時には注意が必要です。
停電したら、すべての機器をコンセントから抜いておきましょう。
電気が復活するときに電圧が不安定になり、通常よりも高い電圧が発生する場合があります。
この時、スマホやパソコンがコンセントに刺さっていると、耐用電圧を超えてショート、使用不可になります。
パラオ人も停電になると冷蔵庫やいろんな機械を一斉にコンセントから抜くのが常識になっているんです。
停電の頻度ですが、僕のような田舎隊員でない限り、それほど多くはありません。
それでもコロール市内では年に何回か計画停電があり、日中、エリアごとに数時間電気が使えなくなることがあります。
居住者には毎回通知が来るのですが、旅行で来られる場合はできるだけコンセントにさしっぱなしにはしないようにしましょう。
また、計画停電以外にも発電所のトラブルによる停電もあります。
これまでの半年間で2,3回ほどコロールでの停電が起きてると思う。(発電所でもJICAボランティアが活動してるけど、問題は山積みと嘆いていました…)
特にスマホやカメラの充電など、夜寝るときに差しっぱなしにすると危険です。
【まとめ】日本の電子機器はそのまま使えるけど、差しっぱなしはNG
ということでございます(笑)
ダイバーでカメラを使う人は充電などで長時間差しっぱなしにすることの無いよう、注意しましょう。
停電は、マジで唐突に発生しますので。。。