こんにちは。3記事にしていきなり更新の止まったアンガーです。
本日は勤労感謝の3連休を活用し、北海道の東側道東エリアに旅行しにきております。
今回の目的の一つが、地の果てとして有名な野付半島のトドワラを見ること。
やたら運転して疲れた〜〜〜というのと、止まったホテル周辺に何もなさすぎてヒマママンなのでブログを書くことにします。
ここは地の果て?!トドワラとはいったい?
さて、道民でも無い限りトドワラと聞いて「あ〜あそこね!」なんてなる人少ないんじゃないでしょうか???
この世の果て?!失われゆく北海道野付半島トドワラをゆく | 北海道 | LINEトラベルjp 旅行ガイド
詳しい紹介はこのような素晴らしい記事にお任せするとして、ザッックリとした紹介をこちらにペトリッ
【トドワラとは】
- 地盤沈下による土壌の塩化によって多くの木々が立ち枯れている
- 荒涼とした景観から「地の果てのようだ」として有名になる
- ミュージシャンのCDジャケットに使われたりして有名になった
- 現在も風化が進み、いずれ見られなくなってしまう風景
こんな感じ。
森を研究していた身としては、もっともっと熱を込めて語りたいのですが、絶対伝わらないしそんなにタイピング能力もないので自重します。
でも実際自分がいくまでに仕入れていた情報はこれくらい。事前に画像検索したり、情報収集することはしてませんでした(何せ急に決めたもので)
もしもトドワラについて色々と知りたいと思って記事を見ていただいている方はコチラをご覧ください。
ウェブ上で『この世の果てだ…』と噂された秘境スポット「野付半島」に行って来た - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
さすがウェブメディア。情報の量、読み飽きないライティング、完璧ですね。
写真はタダじゃねぇぞ!(←名言を拝借)
さて、本日自分が行ってきたトドワラはというと。。。
根元だけが点々と。ある意味、殺伐。
さきっちょに数本、立ち枯れて残っている木がありました。
しっかしまぁ、天気良すぎw
地の果て感がでない、、
ということで加工
えいや
どうでしょう?ちょっとものさみしい感じは出ているでしょうか??
自然の力と偉大さを体感できる場所
もともとは樹齢数百年という大木が連立していた森が、地盤沈下による塩害でここまで荒廃したという所に大地の偉大さと畏敬の念を禁じ得ません(伝わるかな?笑)
トドワラまではネイチャーセンターから徒歩2〜30分。それまでのトレイル沿いには、塩地に適応した植物が生い茂っています。
興味のない人にとってはタダの草むらでしょうが、この地形が出来たことそのものに感動を覚えました。
オオワシとかオジロワシが見られると聞いて、買ったばかりの望遠レンズを交換しまくりましたが、ピントが合わないは遠すぎるわで、ゴミか塵みたいにしか撮れず。。。
唯一、はっきりと「猛禽類やで!」みたいな鳥を発見し、車を急停車して撮ったヤツがコチラ。
うん、これはトンビではなかろうか。。。。
まぁ、いいでしょう。
トンビ好きよ。かっこいいし、鳴き声可愛いし。
とにかく、訪れる人は半島自体の奇怪な地形と大地のロマンに魅了されることでしょう。
ただ、どうしても荒涼としてこの世の終わりのような木々の亡骸をみたい、という人は野付半島のトドワラより、春国岱の方へ向かった方が良さそうです。
トドワラよりも枯れ木が多くて殺伐としているのだとか。。。
北方領土問題とか別になんなの?、とか思ってる人にもオススメ
個人的に野付半島に行ってよかったなぁと思うことがもう一つ。
それは北方四島の一つである、国後島が目と鼻の先に見えることです。
自分も含め、正直若い層には「北方領土問題」と言われてもしっくり来る人は少ないんじゃないでしょうか?
でも、野付半島から見える国後島は、そこが海外だとはどうしても思えないほど近く、大きく見えました。
空気が澄んでいる今だからこそかもしれません。
「ああ、あそこに日本人が住んでいたんだな」
「急に外国になって(奪われて)しまったんだな」
と思うと、どうにもこれまでのように他人事ではいられなくなるのです。
だからといって何ができるわけでもないですが、興味を持つことから何かが始まるのでしょう(うん、無理やりまとめたww)
さてさて、野付半島へは夜行バスで釧路についてから、レンタカーで2時間で着きました。
ここからさらに1時間半ちょっとかけて屈斜路湖畔に移動。近くのユースホステルに泊まっております。
明日は屈斜路湖のカヌー!
この時期は完全なるオフシーズンで、美しい緑もなければ幻想的な雪景色もない、寒風吹き荒れる苦行の旅となるはずです。
こんな時にカヌーに乗る物好きにはきっと神様がいい贈り物をくれるはず!
連休最後も頑張ろう!!