僕は平日に休みが取れると、ほぼ必ずコロールに出てきてジムに行きます。
コロールのミューンズ地区にあるスーリオジムは設備も充実してて価格も安く(協力隊員は無料)、最高なんですよね。
笑顔が素敵な鬼トレーナーで知られる隊員のT先生もいるので、しこたま追い込めた日なんかはフラフラすることもw
徒歩40分までの道を空腹で歩くと、砂漠をさまようキャラバンのような気持ちになります(笑)
この日も、ふらふらになりながら帰ったのですが、「もういかん!なんか食べよう!」ということになり、ジムの近くのヤムヤムレストランに行ってきました。
ちょっと遠いが安くてうまいヤムヤムレストラン
ジムから近いということはコロールからは遠いんです。
場所はコロールからきて国立病院を通り過ぎてから徒歩5分くらい。コロール市内から歩くと30分近くかかります。
まぁ、僕ら協力隊員は車がないのでどこでも歩いて行っちゃうんですが、タクシーを使えば6,7ドルくらいで行けるんじゃないでしょうか?
で、こちらがミューンズのヤムヤムレストラン。
看板は小さめなのでコロールから行く場合は見落とさないように注意が必要してください。売店とかが入っているビルの二階にあるお店。
国立病院からきて左手の建物です。
看板下の階段から上がって二階のお店に入ります。店内はこんな感じ。
ランチしか行ったことないですが、お店に入るとカウンターに女性が一人待機しています。
特に愛想がいいとかそういうことはありません。自分で席を選んで座ると、無表情、淡々とメニューを渡してくれます。
あと、店内の空調は弱め。キンキンに冷えてるわけではありません。涼しいけど、ちょっと動くと汗が出そうなくらい。
健康的ですね。
こちらがヤムヤムのメニュー。
ご覧ください。この文字だけメニュー。
出てくる料理が想像しにくいどころか、コロール市内の観光客向けレストランに慣れてしまった我々にとっては「え、日本語じゃないんだ」という驚きさえ感じてしまいます。
ヤムヤムレストランは、そんな甘え切った僕たち在パの日本人に何か大切なものを思い出させようとしてくれているのかもしれません。
意外と映える。そしてうまい、バランスもいい。
さて今回僕らは迷った末、なぜだかメキシカンなタコス料理とビーフ&ポークステーキコンボを注文しました。
出てきたタコスたちがこちら。
田舎トレーニーの山下隊員、中東大好きH隊員が注文したタコス。
ゴリマッチョのM隊員が注文したなんかおっきなタコスは名前忘れたw チーズタコス? ベジタブルタコス??なんかそんな感じ。
個人的にはゴリマッチョ隊員のタコスがかなり野菜も多く、健康的だと思いました(笑)
僕のビーフ&ポークステーキコンボはこちら。
これが大正解。
お肉はきちんとたたかれていて柔らかく、香ばしい香りと酸っぱいたれが最高にご飯に合います。
これで8.5ドルて、すごい安いと思う。
そう、ヤムヤムレストランの良さはおいしさと安さだと思うのです。
ステーキってどこのお店も高いですからね。
2ドル弱のアイスティー(おかわり自由)を加えて、10ドルちょいで大満足のランチができます。
最後のお会計、ありがとうのチャンス
店内の空調が弱めなので、食べて落ち着いたらあまり長居はしません。
というかここから30分歩いて帰らないかんしww
お会計は一人ずつの支払いに対応してくれました。
全員の支払いを終え、お店を出るときに店員さんから「サンキュー」の一言。
蚊の鳴くようなサンキューでしたが、僕にははっきりと聞こえました。
何かにつけてすぐにサンキューと言ってしまう癖がある私。日本人ならそういう人も多いのではないでしょうか?
でももしかしたら、本来ありがとうってもっと貴重なものなのかもしれません。有り難いって書くんですもんね。
やたらと繰り返すありがとうより、最後の最後で添えるありがとうのほうが、大切な気持ちがこもっているんじゃないのか?
そんなことを考えさせられる、ヤムヤムレストランなのでした。
(海外では基本、愛想を求めてはいけません。たぶんw)